新作【AGE OLD】French Army M-47 Trousers Modify ”1990s German Black Moleskin”をリリースいたします。

 

今週末、2020年12月20日（日）11時より店頭にて

 

『AGE OLD』より新作のトラウザーをリリースいたします。

 

すでにお問い合わせを頂いております

 

オンラインショップでの販売に関しましては

 

同日、12月20日（日）21時よりオンランショップにて

 

販売させて頂きます。

 

商品に関する詳細も掲載させて頂います。

 

是非、ご確認頂き、ご検討くださいませ。

 

 

【AGE OLD】M-47 Torusers Modify ”1990s German Black Moleskin”

Price  25,000 ＋ tax

Color  Black

Size  S , M, L

 

 

先日は、このトラウザーに使用する

 

1990年代に作られたデッドストックの

 

ジャーマンブラックモールスキンの素材感や

 

生地についての背景やストーリーをご紹介致しましたが

 

（生地については詳しくはこちらをご覧ください）

 

今回はパターンやデザインなどトラウザーにいての全貌をご紹介致します。

 

色々とこだわった部分に目を向けて頂けると幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フランス軍を代表する名作『M-47 Trousers』をベースにFORTらしくモディファイした1本。

 

今回リリースするトラウザーは

 

好きな方も非常に多く、近年では非常に枯渇の激しい

 

フランス軍の名作『M-47 Torusers』をベースに

 

製作しました。個人的にも大好きなアイテムで

 

それ自体で十分に魅了的なヴィンテージですが、

 

その中でも特に好きなディテールにフォーカスして

 

大胆なモディファイを行なった自信作になります。

 

非常に多くのブランドからサンプリングされている

 

『M-47 Torusers』ですが、ディテール、シルエット

 

デッドストック生地を使用するなど

 

他とは違う『FORT』らしい『M-47 Torusers』が出来上がりました。

 

 

 

 

 

【サンプリングした50年代のヴィンテージのM47 Torusers】

 

 

 

 

『M-47 Torusers』の前期に見られる大好きなディテールにフォーカスしました。

 

太く無骨な『M-47 Torusers』をベースにしながらも

 

『FORT』の着こなしのポイントでもある

 

無骨な中にも大人が着れる品の良さや使いやすさを

 

意識してモディファイ致しました。

 

『M-47 Torusers』の好きな部分を残し、

 

いらないと思う部分を大胆に省略したオリジナルデザインになります。

 

ディテールの一番の特徴は６ポケットのカーゴタイプではなく

 

サイドのポケットをあえて取り除いたディテールだと思います。

 

特徴的なサイドポケットをあえて取り除くことで

 

すっきりとしたシルエットとディテールで

 

とても使いやすくなった1本に仕上がっています。

 

フロントは前期に見られる太いウエストベルトに

 

２つボタンのディテール採用致しました。

 

個人的に特にこのフロント部分が大好きで

 

タックインスタイルにもバッチリとハマるデザインだと思います。

 

サイドポケットも玉縁仕様に仕上げ、

 

裾のベルトストラップも採用しました。

 

無骨な『M-47 Torusers』のミリタリーデザインを

 

活かす部分と削ぎ落とす部分をバランスよく組み上げることで

 

無骨な中にも大人が着れる品の良さや使いやすさを

 

表現した理想の1本に仕上がったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

程よい緩さと綺麗なテーパードシルエットに仕上げたオリジナルシルエット。

 

シルエットにももちろん拘りました。

 

このトラウザーに関しても、前回の『WEP JAcket』の時と

 

同様にミリタリーに非常に精通しているパタンナーに

 

製作をお願いし、無骨さと品の良さが交わる

 

ベストなシルエットをオリジナルで製作して頂きました。

 

股上が程よく深く、自然にテーパードが効いた

 

シルエットでワイドすぎない形に仕上げました。

 

ドカンとした極太のシルエットはもちろんクールですが

 

シルエットの特徴を活かしながら使いやすいシルエットに

 

再構築しています。丈のバランスも良く

 

抜群のシルエットに仕上がりました。

 

履いていただくと、シルエットの良さを感じて頂けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

素材や資材にも、もちろん拘りが詰まっています。

 

1990年代に作られたデッドストックの

 

ジャーマンブラックモールスキンの素材以外にも

 

使っている素材に関してはこだわりがございます。

 

まずこの『M-47 Torusers』のデザインの特徴でもある

 

”ボタン”には特にこだわりました。

 

計8個にも及ぶボタンを使用しており、ボタン選び一つで

 

イメージも大きく変わってくることから

 

慎重にボタンを選びました。

 

ミリタリーらしさのあるプラスチックボタンや

 

ビンテージらしいベークライトなども良かったのですが

 

品があり、この生地にしっくりくるボタンは

 

水牛の角を削り出した本水牛ボタンでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

高級紳士服や高級スーツになどに使われる

 

高級ボタンで、なかなかカジュアルでは使わないボタンだと思います。

 

非常に濃い、マーブル状のブラウンで色味も非常に良く、

 

触った時の温かみのある自然素材は

 

なんとの言えない安心感があるように感じます。

 

削り出した側面の雰囲気も最高にクールです。

 

この本水牛ボタンを惜しげもなく8個使用することで

 

このトラウザー全体の雰囲気がさらに上品に引き締まっていると思います。

 

 

 

 

 

そして、もう一点はジッパー。

 

こちらもこのジャケットの雰囲気に合わせたジッパーを使用しています。

 

1930年代のアメリカで実在していた歴史あるジッパーブランド

 

『WALDES(ウォルディス)』を国内にて復刻された

 

ヴィンテージタイプのジッパーを使用致しております。

 

経年変化が楽しめて独特な雰囲気を醸し出します。

 

またジッパー横のテープ部分は

 

綿100％テープ仕様で昔ながらの力織機で製造しており

 

この部分も使い込むことで良い風合いになります。

 

生地との相性も良く、着込むことで

 

ヴィンテージのように育ってくる1本となります。

 

 

 

 

デザイン、パターン、ディテール、資材にいたるまで

 

プライベートブランドだからこそ成し得る

 

こだわりを詰め込んでおります。

 

是非、１度履いて頂ければと思います。

 

 

 

 

 

明日はスタイリングサンプルなどをご紹介できればと思っております。

 

明日も、是非、ご覧ください。